契約保全、商品、プログラム

2年がかりのプロジェクトなしで変更できる契約管理の基幹システム。

契約異動、解約、復活、更新を検証済みの契約ステートマシン上で処理。さらに、回帰テストパックに合格するまで発効できないバージョン管理された料率表、申込ごとに評価される引受権限(delegated authority)ルール、そして表計算ソフトではなく出再元帳から生成されるボルドロー(bordereaux)を備えます。

app.aegisnow.ai/dashboard

契約管理コマンドセンター

ライブ

保有契約件数

1.34M

当月の契約異動

18,240

+6%

更新継続率

89.2%

+2.1pts

引受枠使用率

71%

更新継続率(直近12か月)

推移

AegisNow Policy Administration は、保険会社および MGA 向けの最新の契約管理システム(PAS)です。10 種類の契約ステータスと 11 種類のライフサイクル処理はステートマシン上で動作し、許可されていない遷移を拒否し、正当な遷移ごとに追記専用(append-only)のイベントを記録します。料率表はバージョン管理されたデータであり、固定された回帰テストパックに合格した場合にのみ昇格します。引受権限(delegated authority)は、申込ごとに評価されるルールセットです。保険料・保険金・リスクの各ボルドロー(bordereaux)は出再元帳から集計され、各合計値を算出したクエリが値とあわせて保存されます。

0%当日中に完了した契約異動の割合

例示的な成果です。ワークセッション形式のデモで、契約管理 を御社のデータ・フレームワーク・目標に合わせてご説明します。

選ばれている理由

契約管理を選ぶ理由

保有契約の保全、商品の投入、MGAプログラムの運営を単一の基幹システム上で。

確定の前に試算する

解約は、契約に一切手を触れずに返戻内訳(既経過保険料、未経過保険料、短期率による控除、返戻額)をすべて返します。実行してはじめて、解約記録・イベント・ステータスが一つのトランザクションとして書き込まれます。すべて書かれるか、何も書かれないかのどちらかです。

料率変更はリリースではなくデータ

料率表は作成中・申請済・承認済・適用中・差替済とバージョンを重ねます。回帰テストパックが実行され、合格し、しかもその実行が料率表の最終編集より新しくなければ、適用中にはできません。

説明できる更新

パイプラインは満期までの日数で区分され、公開された損害率バンド表で価格が決まります。引受担当者は事前に提示内容を予測でき、市場行為検査では後からその根拠を示せます。

バインダーをルールとして表現

引受可能種目、許可地域と除外地域、最大保険金額、最大保険料を申込ごとに評価し、権限内・要照会・謝絶のいずれかを、抵触したルール名とともに返します。

出所が付いてくるボルドロー

保険料・保険金・リスクの各ボルドロー(bordereaux)は出再元帳から集計され、その合計を算出した元帳と列を各ボルドローが保持します。「この数字はどこから来たのか」に、記録の上で答えられます。

お金を説明する元帳

ライフサイクルの遷移ごとに、実行者、日時、理由、遷移前後のステータス、保険料の増減を持つイベントが追記されます。さらに保険 API 上のすべての更新系呼び出しは SHA-256 でハッシュ連鎖されます。

モジュールの中身

初日から使える機能

すべての機能は、共通のデータ基盤・統制された Cortex の頭脳・証跡台帳の上で動きます。そのため 契約管理 は、プラットフォームの他の部分と積み上がるように効いてきます。

機能の詳細

各機能が実際に行うこと

以下の各セクションには個別のリンクがあります。ページ内に埋もれさせず、必要な回答だけを引用できます。

機能 01

契約保全

類型化された照会受付と、確定の前に試算される入出金を伴う取引。

保全業務が扱うのは、契約管理担当者が一日じゅう行っている二つのこと、すなわち照会への回答と、有効な契約の金額変更です。照会は種類とチャネルで類型化されます。住所変更、保険金受取人変更、氏名変更、質権者、支払方法、補償内容の照会、証券再発行、残高不足(NSF)といった種類が、ポータル・電話・代理店・メールのいずれかから到着します。各件は SLA タイマーとともに起票され、完了時には処理したユーザーの記録とともにクローズされます。

金額の変更は、まず試算されます。解約を求めると、契約保険料、保険期間日数に対する有効日数、既経過保険料、未経過保険料、短期率による控除、そして契約者への返戻額という内訳がすべて返りますが、契約自体には何も起きません。解約記録の作成、契約イベントの追記、ステータスの解約への変更は、実行した時点ではじめて行われます。日割・短期率・全額返戻(flat)のいずれにも対応し、短期率では未経過部分に控除がかかります。返戻額の計算はテスト済みで外部依存のない関数であり、誰かが表計算ソフト上で導き直した数式ではありません。

生命保険と年金の保全はさらに踏み込みます。扱う数値に上限があるからです。貸付可能額を超える契約者貸付は、警告ではなく拒否されます。生命保険の解約返戻金、年金の積立金を超える一部引出も同様に拒否されます。保険金受取人の変更では、変更前の指定内容一式をまるごとスナップショットとして保存してから新しい指定を書き込みます。受取人が争われたとき、参照するのは記録であって、後からの再構成ではありません。

できること

  • ポータル・電話・代理店・メールから届く類型化された照会を、SLA 期限つきで起票・回送・完了する。
  • 解約を日割・短期率・全額返戻で試算し、何も書き込まずに返戻内訳を返す。
  • 解約を一つのトランザクションとして実行する。解約記録・契約イベント・契約ステータスをまとめて書くか、まったく書かないかのどちらか。
  • 解約または失効した契約を復活させ、その復活を独立したイベントとして記録する。
  • 年払・半年払・四半期払・月払・口座振替月払の分割払スケジュールを、頭金と各回の金額を計算したうえで作成する。
  • 貸付可能額を超える契約者貸付、および解約返戻金または積立金を超える引出を拒否する。
  • 保険金受取人の変更のたびに、変更前の受取人指定一式を変更前値として保存する。

準拠する基準

  • 日割・短期率・全額返戻(flat)による解約
  • 未経過保険料の返戻計算
  • 分割払プラン:年払 → 口座振替月払

製品での確認方法

「契約保全」を開き、保有契約に切り替え、有効な契約を選んで「解約試算」を押してください。契約保険料、保険期間日数に対する有効日数、既経過保険料、未経過保険料、短期率による控除、返戻額からなる返戻パネルがサーバーから返ります。「実行」を押すまで、契約には何も起きません。

機能 02

商品ファクトリーと料率表

商品・補償・料率係数をバージョン管理し、回帰テストパックに合格した場合にのみ昇格させます。

料率表は、種目ごとにバージョン管理されたレコードです。基準料率、それを修正する係数表、増額限度係数(ILF)の段階表、そして各種割増から成ります。価格の変更はデータの変更であり、リリースではありません。料率表は作成中(draft)、申請済(filed)、承認済(approved)、適用中(effective)、差替済(superseded)と進み、種目ごとに適用中の料率表は常に一つだけです。新しい料率表を昇格させると、同じトランザクションの中で旧料率表が差替済になります。

これを読み取るエンジンは、隠れた状態を持たない決定論的な係数ウォーターフォールです。物件リスクは、保険金額(TIV)1,000 あたりに基準料率を適用したうえで、用途・構造・プロテクションクラス区分・地域の各係数を乗じ、選択した保険金額に対応する増額限度係数(ILF)を乗じます。そのうえで、自然災害・事業費・利潤の各割増を技術保険料に適用します。生命保険リスクは、喫煙状況ごとに年齢ノード間で補間した死亡率から出発し、級別係数、設定可能な刻みの特別条件料率(table rating)、そして特別保険料(flat extra)を加えます。各ステップには名前が付き、値が返され、料率表のコードとバージョンとともに算出履歴に保存されます。今日提示した保険料を何年か先に再現できるということであり、それこそが料率検査官や補償をめぐる紛争が実際に問うことです。

誤った料率が料率表に入り込むのを止めるのが、回帰テストパックです。代表的なリスクごとに期待保険料と許容誤差を固定し、そのパックを候補の料率表に対して実行します。昇格は三通りの理由で拒否されます。パックが一度も実行されていない場合、不合格だった場合、そして最後の実行のあとに料率表が編集された場合です。重要なのは三つ目です。テストに合格させてから係数をこっそり調整して昇格させる、ということができません。

できること

  • 料率表を作成中・申請済・承認済・適用中・差替済とバージョン管理し、種目ごとに適用中の料率表を一つに保つ。
  • 物件リスクを用途・構造・プロテクションクラス1〜10・地域・増額限度係数(ILF)で算出し、そのうえで自然災害・事業費・利潤の各割増を適用する。
  • 生命保険リスクを、年齢と喫煙状況で補間した死亡率、級別係数、特別条件料率(table rating)の刻み、特別保険料(flat extra)で算出する。
  • すべての料率算出を、名前の付いた各ステップ、基準保険料・技術保険料・最終保険料、そして算出元の料率表コードとバージョンとともに保存する。
  • 任意の申込を任意の料率表で再見積し、何も永続化しない。提案中の変更を実際のリスクで検証できる。
  • 代表リスクごとに期待保険料と許容誤差を固定し、パック全体を候補の料率表に対して実行する。
  • 回帰テストパックが未実行、不合格、または最後の編集より古い場合に、昇格を拒否する。
  • 旧料率表を差替済にし、後から切り戻す。いずれも権限で制御され、監査記録が残る。

準拠する基準

  • 増額限度係数(ILF)の段階表
  • プロテクションクラス(protection class)1〜10 の区分
  • 年齢・喫煙状況による死亡率の補間
  • 料率表のライフサイクル:作成中 → 申請済 → 承認済 → 適用中 → 差替済

製品での確認方法

「引受」配下の「料率推奨」を開き、算出済みの申込を読み込んでください。保存された料率算出履歴が、基準料率、各係数、各割増とウォーターフォール全体をステップごとに再生し、その数字を生んだ料率表のコードとバージョンが刻まれています。

機能 03

引受権限

引受権限(binding authority)をルールセットとして表現し、申込ごとに権限内・要照会・謝絶を判定します。

バインダーは、共有フォルダに置かれた PDF ではなく、ルールセットとして表現されます。カバーホルダー(coverholder)が引き受けてよい種目、引き受けてよい法域と引き受けてはならない法域、契約の最大保険金額、そして最大保険料です。すべての申込は、引受確定の前にそのプログラムのルールセットに照らして評価されます。

判定は三値であり、その区別こそが要点です。バインダーの対象外の種目、および除外された法域は謝絶です。許可リストにない法域、上限を超える保険金額、上限を超える保険料は要照会です。それ以外は権限内です。評価結果は、抵触した具体的なルールと、抵触した値そのものを名指しします。どこかがおかしいという一般的な警告ではありません。

この判定が引受確定を制御します。権限内でない申込では、ストレートスルーでの証券発行は利用できません。要照会となったリスクは、照会が明示的に承認されるまで引受確定できず、謝絶されたリスクはそもそも引受確定できません。さらにプラットフォームは、抵触内容を列挙した照会文書を起草します。キャパシティ提供者(capacity provider)に送る依頼が、判定を生んだのと同じ事実から書かれることになり、記憶を頼りに打ち直したものにはなりません。

できること

  • 各プログラムのバインダーを、引受可能種目、許可法域と除外法域、契約の最大保険金額、最大保険料として表現する。
  • すべての申込をそのプログラムに照らして評価し、権限内・要照会・謝絶のいずれかを返す。
  • 一般的な警告ではなく、抵触したルールと抵触した値を名指しする。
  • 権限内でない申込からは、ストレートスルーでの証券発行を取り下げる。
  • 要照会リスクの引受確定には明示的な照会承認を必須とし、謝絶されたリスクは引受確定自体を止める。
  • 抵触内容をすべて列挙した照会文書を、キャパシティ提供者にそのまま出せる形で起草する。

準拠する基準

  • バインダー明細:種目・地域・保険金額・保険料
  • 三値判定:権限内/要照会/謝絶
  • カバーホルダー(coverholder)向け照会文書

製品での確認方法

「引受権限」を開き、プログラムを一つ選んで、保険金額か法域をバインダーの範囲外まで動かしてください。判定が入力に応じて権限内から要照会または謝絶に切り替わり、抵触したルールを名指しし、照会文書を起草します。自分でシナリオを考えたくなければ、パネル上に抵触の例が四つ用意されています。

機能 04

ボルドロー自動化

保険料・保険金・リスクの各ボルドローを出再元帳から集計し、その合計を生んだ集計条件をボルドロー自身が保持します。

ここでいうボルドローは、表計算ソフトに打ち込むものでも、概算でもありません。再保険特約、期間、種別を選ぶと、プラットフォームが自らその集計を実行します。保険料ボルドローは、対象期間に入る取消済でない出再の出再保険料を合計します。リスクボルドローは出再金額を合計します。保険金ボルドローは、対象期間に通知された回収について件数と回収可能額を集計します。件数も合計も、その集計の結果であって、誰かが入力した数字ではありません。

どの集計が数字を生んだのかも記録されます。生成されたボルドローは、集計した元帳と列を文章の形で保持し、画面はその出所を示す文字列をそのまま表示します。数字を信じてくださいとは言いません。再保険会社が合計の出どころを尋ねたとき、答えはボルドローと一緒に届きます。

ライフサイクルは慣習ではなくサーバー側で強制されます。ボルドローは作成中から提出済へ、提出済から受理・照会中・却下のいずれかへ進みます。照会中のボルドローは提出済に戻すか却下することができ、受理と却下は終端です。それ以外の遷移は明確に拒否され、画面はサーバーが許す遷移しか提示しません。照会はコメントなしには起こせません。争いのあるボルドローには常に再保険会社自身の言葉による理由が残り、静かに閉じられるのではなく再提出できる状態にとどまります。

できること

  • 対象期間に入る取消済でない出再の出再保険料の合計として、保険料ボルドローを生成する。
  • 出再金額からリスクボルドローを、対象期間に通知された回収の件数と合計から保険金ボルドローを生成する。
  • 各合計を集計した元帳と列を保存し、その出所をボルドロー自体の上に表示する。
  • すべてのボルドローに、再保険特約・相手方・期間・通貨に紐づく組織内で一意の参照番号を付与する。
  • 作成中 → 提出済 → 受理/照会中/却下 をサーバー側で強制し、それ以外の遷移を拒否する。
  • 再保険会社が照会を起こす前にコメントを必須とし、照会中のボルドローを閉じずに再提出可能なまま保つ。
  • MGA の保険料・保険金ボルドローを明細単位で作成する。グロス、代理店手数料、MGA 手数料、保険料税、ネット、そしてキャパシティ提供者ごとの出再按分まで含む。
  • その明細単位のボルドローを、突合済の合計行を付けた RFC 4180 準拠の CSV として出力する。

準拠する基準

  • 保険料・保険金・リスクの各ボルドロー
  • RFC 4180 準拠の CSV 出力
  • キャパシティ提供者ごとの出再按分

製品での確認方法

「再保険」配下の「ボルドロー」を開き、再保険特約と期間を指定して「生成」を押してください。確認画面には、その合計を集計した元帳の列名がそのまま表示され、詳細ドロワーではライフサイクルの記録や再保険会社の照会コメントの隣にその出所が並びます。

機能 05

更新管理

満期までの日数で区分されたパイプラインと、公開された損害率バンド表による価格決定。

更新は、満期までの日数で区分されたパイプラインの上で進めます。期限超過、7 日以内、8〜30 日、31〜60 日、61〜90 日という区分は、契約ごとの実際の満期日から計算されます。キューは、唯一意味のある期限で並びます。

更新の価格決定は、ブラックボックスではなく公開されたルールです。満期を迎える契約の損害率が、バンド表を通じて料率変更に対応づけられます。80% 超は 15% の引上げ、65% 超は 7% の引上げ、45% 未満は 5% の引下げ、その間はいずれも 2% の変更です。損害率が 100% を超えると更新謝絶の推奨が返り、15% 以上の変更は通常の更新ではなく料率引上げとして識別されます。引受担当者は実行前に結果を予測でき、実行後にそれを再現できます。市場行為検査官が求めるのはこれであり、モデルのスコアが与えられないのもこれです。

決定と提示内容はそのまま記録されます。更新、料率引上げ、再査定、更新謝絶のいずれかの判断が、未処理・提示済・成立・失効・謝絶のいずれかのステータスとともに残ります。更新を処理すると、新しい保険料を持つ更新イベントがその契約自身の元帳に追記されます。更新は更新レポートの中だけでなく、契約履歴の中に現れます。

できること

  • 満期を迎える保有契約を、契約ごとの実際の満期日から、期限超過を含む満期までの日数で区分する。
  • 満期時の保険料と直前の損害率から、公開されたバンド表を用いて提示保険料を導出する。
  • 損害率が 100% を超える場合に更新謝絶の推奨を返し、15% 以上の変更を料率引上げとして識別する。
  • 更新・料率引上げ・再査定・更新謝絶という更新判断と、未処理・提示済・成立・失効・謝絶というステータスを記録する。
  • 新しい保険料を持つ更新イベントを、契約のイベント元帳に追記する。
  • その契約自身の条件から組み立てた更新提示書を、ダウンロード可能な PDF として出力する。

準拠する基準

  • 損害率バンドによる料率変更
  • 判断区分:更新/料率引上げ/再査定/更新謝絶
  • 満期までの日数によるパイプライン区分

製品での確認方法

「更新」を開いてください。タイムラインが、満期を迎える保有契約を実際の満期までの日数で区分します。契約を選んで「更新提示を送る」を押すと、その契約の満期時保険料、料率変更、提示保険料、適用開始日を載せた提示書が PDF として生成され、ダウンロードされます。

機能 06

ライフサイクル制御

検証済みのステートマシンと、すべての遷移の背後にある追記専用のイベント。

契約は 10 種類のステータス(見積、引受確定、証券発行済、有効、復活、更新謝絶、解約、失効、満期、消滅)のいずれか一つを持ち、11 種類の処理がその間を移動させます。各処理は、自分がどのステータスから実行してよいかを宣言します。許可されていない遷移は、黙って適用されるのではなく競合として拒否されます。解約済の契約を有効化することも、見積されていない契約を引受確定することもできません。

同じルールセットが画面も駆動します。契約画面のボタンは、現在のステータスからステートマシンが許可する遷移をもとに計算されるため、API が拒否する処理を画面が提示することはありません。ライフサイクルの定義は一つで、双方がそれを読みます。だからデモと API が、何ができるかについて食い違うことがありません。

すべての遷移は一つのデータベーストランザクションです。契約の更新と、イベント種別、遷移前後のステータス、適用日、保険料の増減、理由、実行ユーザー、そしてペイロードを持つ追記専用(append-only)のイベントが、まとめて書き込まれます。解約方法を指定した解約では、返戻計算の全体がそのペイロードに埋め込まれ、返戻額はマイナスの保険料増減として計上されます。元帳はステータスの変化だけでなく、お金そのものを説明します。その上には、保険 API 上のすべての更新系呼び出しを対象とする SHA-256 のハッシュ連鎖監査ログがあり、テナントごとにスコープされ、ジェネシスハッシュを起点とし、機密情報は書き込み前にマスクされます。

できること

  • 10 種類の契約ステータスと 11 種類のライフサイクル処理を表現し、各処理が実行可能なステータスを宣言する。
  • 許可されていない遷移を、適用せずに競合レスポンスで拒否する。
  • 契約に対して実行できる処理をステートマシンから計算し、画面が許可された遷移しか提示できないようにする。
  • 契約の更新とそのイベントを一つのトランザクションで書き込む。両方書くか、どちらも書かないか。
  • すべてのイベントに、イベント種別、遷移前ステータス、遷移後ステータス、適用日、保険料の増減、理由、ペイロード、実行ユーザーを記録する。
  • 解約計算の全体をイベントのペイロードに埋め込み、返戻額をマイナスの保険料増減として計上する。
  • 保険 API 上のすべての更新系呼び出しを、直前のハッシュに対する SHA-256 でテナントごとにハッシュ連鎖する。

準拠する基準

  • 追記専用(append-only)の契約イベント元帳
  • SHA-256 ハッシュ連鎖の監査ログ
  • 適用日ベースのライフサイクル取引

製品での確認方法

「保険」配下の「契約元帳」を開いて契約を一つ選んでください。表示される操作ボタンは、現在のステータスからステートマシンが許可する遷移そのものであり、それ以外は現れません。その下のイベント元帳には、各遷移が実行者・適用日・保険料の増減とともに並びます。

機能 07

キャパシティとプログラム管理

スリップの段階で拒否される手配キャパシティと、突合しない数字を表示しない出再ポジション。

このプラットフォームで最も厳しいキャパシティのルールは、書き込みを拒否するルールです。再保険特約またはレイヤーの署名ライン(signed lines)は 100% を超えられません。参加分の書き込みごとに、同じトランザクションの中で手配済のラインを再集計し、超過手配は、現在の署名比率、要求された比率、結果として生じる比率、そして実際に空いていたライン量とともに拒否されます。分かるのは監査のときではなく、超過手配をしたその瞬間です。

出再ポジションは、主張されるのではなく計算されます。保険料の出再は、実際の契約保険料と再保険特約の出再割合から出再保険料を導出し、比例再保険を順番に適用します。エクセス・オブ・ロスの特約について保険料を創作することは拒否し、それらは理由とともにスキップとして報告されます。ポジションに含まれていない特約をすべて名指しするパネルが用意されています。ポジション画面はさらに自らの計算を検証します。グロスからネットを引いた額が出再額と一致しない場合、その旨を示し、数字を信頼しないよう伝えます。辻褄の合わない数字をそのまま描画することはありません。

プログラムは、その配下の再保険特約から積み上げられます。特約数、保険料、限度額、最大キャパシティです。記録されていない限度額は、ゼロではなく「未記録」として報告されます。両者は別の事実だからです。引受権限の側では、提供者ごとの確約キャパシティをプログラムごとの出再保険料に対して追跡し、枠が埋まるにつれて使用率の警告を出します。

できること

  • 再保険特約またはレイヤーの署名ラインが 100% を超える参加分を、トランザクションの中で拒否する。
  • その拒否の際に、現在・要求・結果の署名比率と、実際に空いていたライン量を返す。
  • 実際の契約保険料と特約の出再割合から出再保険料を導出し、比例再保険を順番に適用する。
  • エクセス・オブ・ロス特約については保険料を捏造せずスキップし、スキップしたすべての特約を理由とともに名指しする。
  • グロスからネットを引いた額を出再額と照合し、突合しないポジションの提示を拒否する。
  • プログラムを配下の特約から積み上げ、ゼロの限度額と未記録の限度額を区別する。
  • キャパシティ提供者ごとの確約キャパシティを、プログラムごとの出再保険料に対して使用率の警告つきで追跡する。

準拠する基準

  • すべてのスリップで署名ライン ≤ 100%
  • クオータシェア(quota share)、サープラス(surplus)、エクセス・オブ・ロス、ストップロスの各ストラクチャー
  • 特約の適用順に沿った比例出再

製品での確認方法

「再保険」配下の「グロス/出再/ネット」を開いてください。ポジションの横には、そこに含まれていない特約とスキップの理由をすべて挙げるパネルがあり、グロスからネットを引いた額が出再額と一致しない場合に数字を警告に差し替える突合チェックがあります。

機能 08

コンプライアンスと届出支援

ガード付きワークフローとハッシュ刻印された書類による料率届出、規制枠組みへの表明、そしてサープラスライン税の送金額算出まで。

料率届出は、アクチュアリー的な中身が付いたレコードです。指示料率変更と提案料率変更、目標損害率と実績損害率、信頼度、法域、届出日と適用開始日、そして作成中・内部レビュー・提出済・審査中・承認・却下・取下げ・不認可というステータスを持ちます。アクチュアリー業務側の届出は、レビュー準備完了・提出・受領確認・承認・照会・取下げというガード付きのステートマシン上で動き、許可されていない遷移は拒否され、提出時には当局側の受付番号が記録されます。誤解のないように述べると、プラットフォームは届出を管理しその証跡を保持しますが、当局への送信を代行するものではありません。

届出書類は、中身を確認できないテンプレートから書き出されるのではなく、実際に生成されます。PDF はサーバー側で生成され、そのバイト列が SHA-256 でハッシュ化され、ハッシュ値とバイトサイズが書類とともに保存されます。ダウンロードできるのは、その書類を保有する組織の中だけです。届け出た書類が後日問われたとき、手元の写しを、生成時に記録されたハッシュと突き合わせることができます。

届出の周囲には各種のチェックが並びます。コンプライアンス表明は、契約・ポートフォリオ・届出のいずれかにスコープされ、対応する規制枠組みに紐づけられ、誰かが表明するまでステータスと重大度を持ち続けます。表明された時点で、表明者とタイムスタンプが記録されます。サープラスライン(surplus lines)の手配は、送金額まで計算されます。州の料率表に基づく保険料税とスタンピング手数料、送金すべき総額、そしてその州がスタンピング・オフィス(stamping office)経由か直接申告(direct file)かの区別です。契約自体も、種目ごとの最低保険金額、添付約款、データの充足性、事前通知に照らして点検され、指摘にはそれぞれ根拠条文が付きます。

できること

  • すべての料率届出に、指示・提案の料率変更、目標・実績損害率、信頼度、法域、決定日を保持する。
  • アクチュアリー届出の遷移(レビュー準備完了・提出・受領確認・承認・照会・取下げ)をガードし、許可されていない遷移を拒否する。
  • 届出が提出済とされた時点で、当局側の受付番号を記録する。
  • 届出書類をサーバー側で PDF に生成し、バイト列を SHA-256 でハッシュ化して、ハッシュ値とサイズをあわせて保存する。
  • 届出書類を、それを保有する組織にのみ配信する。
  • 表明をスコープと規制枠組みごとに管理し、それぞれに表明者とタイムスタンプを記録する。
  • サープラスラインの保険料税、スタンピング手数料、送金総額を州の料率表に基づいて計算し、スタンピング・オフィス州か直接申告州かを識別する。
  • 契約を、種目ごとの最低保険金額、添付約款、データの充足性、事前通知に照らして点検し、各指摘に根拠条文を付す。

準拠する基準

  • NAIC 料率届出
  • Solvency II
  • IFRS 17
  • RBC
  • LDTI
  • APRA
  • 州のサープラスライン保険料税およびスタンピング手数料

製品での確認方法

「保険」配下の「料率届出・指示」を開き、届出を一つ選んで PDF を生成してください。書類はサーバー側で生成され、SHA-256 のハッシュ値とバイトサイズとともに保存されます。ダウンロードは自組織にスコープされます。

リスクを担う人のために

チームのために、準拠する基準に沿って。

Cortex のスキルエージェントが作業を下書きし、出典を示し、すべての操作を証跡台帳に書き込みます。そのため 契約管理 は、監査上の立場を損なうことなく、責任を担う担当者の仕事を速めます。

対象となる方

  • 契約管理オペレーション責任者
  • 商品開発担当
  • MGA プログラムマネージャー
  • 引受オペレーション
  • 保険会社の引受権限管理チーム

準拠する基準

  • NAIC モデル法
  • 州保険庁(DOI)の約款・料率届出
  • サープラスライン(surplus lines)規制
  • ロイズの引受権限(delegated authority)基準
  • GDPR/CCPA
CortexAI推論コパイロット
根拠あり

不正グループと共通の端末フィンガープリント94
過去のSIU案件と関連する修理工場87
損害パターンが閉鎖済みクラスタと一致81
出典契約元帳保険金請求グラフSIU案件記録
確信度94%
組み合わせるとさらに

プラットフォーム全体と組み合わせて

契約管理 は他のすべてのモジュールと同じ基幹を共有します。組み合わせることで、連携の負債を増やさずに対応範囲を広げられます。

よくあるご質問

契約管理 のよくあるご質問

デモの前に評価チームが知りたいことに、率直にお答えします。

契約異動、解約(日割・短期率・全額返戻)、復活、更新、そしてポータル・電話・代理店・メールから届く類型化された中途照会に対応します。いずれも適用日を扱うガイド付きの取引として実行され、実行ユーザー、理由、遷移前後のステータス、保険料の増減を持つイベントが追記されます。

商品・補償・料率係数を、コードではなくバージョン管理されたデータとして扱う仕組みです。料率表は基準料率、係数表、増額限度係数(ILF)の段階表、各種割増を持ち、作成中・申請済・承認済・適用中・差替済と進みます。価格の変更に IT リリースは要りません。任意の申込を任意の料率表で再見積でき、永続化されないため、変更を先に実際のリスクで検証できます。

回帰テストパックが、代表的なリスクに対する期待保険料と許容誤差を固定します。適用中への昇格は三通りの理由で拒否されます。パックが未実行の場合、不合格だった場合、そして最後の実行のあとに料率表が編集された場合です。テストに合格させてから係数を調整して昇格させることはできません。昇格は権限で制御され、同じトランザクションで旧料率表を差替済にし、後から切り戻せます。

各プログラムのバインダーをルールとして表現します。引受可能種目、許可法域と除外法域、契約の最大保険金額、最大保険料です。すべての申込がそれらに照らして評価され、権限内・要照会・謝絶のいずれかを、抵触したルールと抵触した値とともに返します。権限外ではストレートスルーでの証券発行は行われず、要照会リスクの引受確定には明示的な承認が必要で、抵触内容を列挙した照会文書が自動で起草されます。

保険料・保険金・リスクの各ボルドローを、指定した再保険特約と期間について出再元帳から集計します。出再保険料、出再金額、または対象期間に通知された回収可能額です。生成されたボルドローは、その合計を集計した元帳と列を保持するため、出所が数字と一緒に移動します。ライフサイクルはサーバー側で強制されます。作成中から提出済、その後は受理・照会中・却下で、それ以外の遷移は拒否され、照会にはコメントが必須です。再保険会社への送信は既存の経路を使います。プラットフォームはボルドローを作成し、追跡し、その根拠を残します。

パイプラインは、期限超過を含む実際の満期までの日数で区分されます。提示保険料はモデルのスコアではなく、公開された損害率バンド表から決まります。80% 超は 15% の引上げ、65% 超は 7% の引上げ、45% 未満は 5% の引下げ、その間は 2% の変更、100% 超は更新謝絶の推奨です。引受担当者は事前に提示内容を予測でき、検査の場で後からそれを再現できます。

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